SRAM AXS Rival クランクセットの取り付け

1月も半ばになってオミクロンが急増して、和やかな年末年始が一転緊張したものになりました。年明けに友人と会食を予定していましたが、タイミング悪く少し落ち着いてからと延期になってしまいました。コロナ前と違って、できる時にちょっと無理してでもやっておかないとできない時代になりました。

前回、BBの取り付けまで行いました。

C59_BB

今回はクランクを取り付けていきます。
シマノはさんざん取り付けてきたので慣れていますが、SRAMはMTBのEagleに続けて2回目です。ROTORなどと同じ方式で取り付けはむつかしくないのですが、取り外しが知らないとちょっと混乱します。

工具は10㎜と8mmのレンチが必要です。

ボルトを外したところですが、外蓋が10mm、中のクランクボルトが8mmです。
取り付けは、普通にクランクボルトで固定して、外蓋を締めこむだけです。

外す場合は昔のテーパースクエアを外したことを思い出してみてください。昔はコッタレス抜きを使ってクランクを抜いていたと思いますが、原理は同じでクランクボルトを緩めると外にせり出しますが、せり出すクランクボルトを外蓋で受けることによりクランク自体が押し出されるようになります。ですのでクランクボルトは時計回りで締めますが、外蓋は時計と逆回りで締めます。(ROTORは外すときに外蓋を裏返して取り付けないと受けなかったので、傷つくしめんどくさかった記憶があります・・・・)

クランクの構造に関しては、シマノに軍配が上がります。あんな樹脂ボルトで剛性が担保できる工作精度は素晴らしいと思います。(デザインはクソだけどね)
DUBは勘合部分の形状を見るとISISの進化系のような感じです。MTB主体のSRAMらしいといえばらしいですね。

変速ポイントは4か所です。シマノでもTiagraが4か所なので、まあTigraレベルといわれていますが、変速はどうなんでしょうね?使い物にならないようでしたらUltegraの12sに変更することを考えますが、まあ、価格相応じゃないでしょうか?

取り付けは4mmスペーサーを入れて、ボルトを締めて、プリロードをかけるだけです。

SRAMにわかりやすい動画が掲載されています。(動画はSRAMいい仕事です!)

取り付けてみたのですが、勘合部分の長さの短さにちょっと違和感がありましたので、よくよく一覧表を確認するとROADの場合は2.5mmのインナースペーサーは不要のようです。


左右の2.5mmスペーサーを抜くとこんな感じで、4mmのアウターを付けても十分に勘合部分が出ているのが確認できます。

ネットで検索にヒットする情報が下記で、DUBはMTBではメジャーでもあるので仕方ないかなと思います。

アウタースペーサーが付属品は4mmで、SRAMでは3mmというところがちょっと気になるところです。1mmの差が変速性能に影響しそうなので、今度の調整での注意になるかと思います。(70mmのITAが2mmを指定しているので、68mmのBSAが4mmでもおかしくないかな?)

とりあえず組付けました。
クランクボルトの締め付け、プリロードなどはまだ実施していません。FD、RDを取り付けてちょっと様子見をしてみたいと思います。

どこまでも行くよ・・・ について

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